雑記2

はてな」の仕組みがまだよくわかってないけど、「リンク元」や「ブックマーク」や「スター」からたどって、いろいろな人のはてなブログウェブ日記)を見て回ってみた。

とりあえず、それぞれのブログのその内容の充実ぶりに驚いた。これは、はまる(おいおい、仕事はぁ?)。

それから結構、「郊外」に関する記事を書いている人もいて勉強になった。建築・都市的というよりは社会学的な感じではあるけど、その中で、これまではさんざん「ジャスコ化」について肯定的に語っていたけど、いざ我が街にジャスコがやってきたとき、「さすがにそれは勘弁してくれ」と思ったという話を語ってる人がいて、これは本当に面白かった。面白かったというより、共感した。

それは僕が「下北沢再開発」問題*1にさほど関心を示さなかったのに、いざ柏駅前にも高層マンションが建つことを知ったときの僕の戸惑いと似ているような気がします。ああ、あるよね、こういう感覚。四字熟語で言うと「総論賛成、各論反対」というあれか(笑)。

それから、またはこれは「故郷」という場所の問題かも知れない。「ネオリベ化」が進む現代の社会では、「故郷」をもつ人はどこかそんな矛盾を抱えざるを得ないのかも。その意味で、「故郷喪失者」(比ゆとしてのユダヤ人)は怖いもの知らずだろう、と思います。でも、多くの人にとって、やはり、「故郷」とは何かや「故郷」を喪失させられてしまうとは何かという問題は、これからも重要であり続けるのではないかな、とも思います。

いずれにせよ、「はてな」での「郊外」に関する言説の豊かさには凄い!と思いました。統計によると、日本では、「郊外」に約5000万人*2が暮らしているらしいから、それはごく当然の成り行きであるのかも知れないけど、僕は天邪鬼(あまのじゃく)な性格なのか、「郊外」は僕はもう語らなくてもいいような気がしなくもない…この性格は治したほうがいいのだろうか。

( ・ g・) 無理でしょー?

これから僕は「超郊外」から考えてみようと思います。*3

さて仕事するか。

日記ついでに、最近面白かったニュース。

骨で作った車の乗り心地は? インド近現代美術展(8月26日)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2510898/3256444

これは上旬の8月4日「タタ・モーターズ」と8月7日「」の記事参照(笑)、その発想はなかった。

確かに車*4は骨なのかも知れないと思わせる。または近代(モダン)と前近代(プレモダン)が直接的に接合すると、こんなふうな形象になるのかも知れない。そんなダイナミックに変容するインドは、本当に行ってみたい。

ついでに、いつも見てる「ギズモード・ジャパン」から。(8月16日)

息を呑むほど美しい、イギリスの各種トラフィックの3Dアニメーション(動画あり)
http://www.gizmodo.jp/2008/08/3d_11.html
イギリスに住む人々が愛おしく思えてきます。
BBCのTVドキュメンタリー「Britain from Above」は、イギリスをいろんな角度で視覚的に捉えてみるというドキュメンタリー番組です。
飛行機、自動車、データ、船のトラフィックについて、衛星や上空からの画像と3DのGPSデータを組み合わせ、息を飲むような素晴らしい映像を作り出しています。(後略)

これの「空路」の動画が凄いです。*5

さて仕事するか。

早くお腹がすかないかなぁ。

*1:8月10日「」参照。

*2:都市居住者は約4500万人、郊外居住者のほうが多い(1995年のデータ)。1985年頃に逆転した。

*3:8月2日「アウトレットモール」参照。

*4:Natural World-3参照。

*5:Natural World-4(飛行機の歴史)、Integral Project-3(飛行機的リアリズム)参照。